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出展:http://www.zukan-bouz.com/syu/
いなせだね!って言葉、たまーに聞きませんか?よく聞く?
「いなせ」の意味は、威勢がよくて向こう見ずでイケイケガンガンだけど、筋が通っていてサッパリしている人、特に若者のことを言います。
ちょっとヤンちゃな、だけど考え方に筋のあるような人、芸能人で言うと若い頃のビートたけしのような感じかな?
「いなせ」は漢字で「鯔背」と書きます。「鯔」は魚の「ボラ」の漢字で「ボラの背中」で「いなせ」です。
江戸時代の男性は皆ちょんまげを結っていましたが、威勢のよい魚市場の若い連中は「鯔背銀杏(いなせいちょう)」という、ちょんまげをボラの背中のように少し立った感じに反らして結うツッパリの髪型にすることが流行りました。
現代で言う「リーゼント」みたいな感じですね。
その鯔背銀杏(いなせいちょう)から「いなせ」という言葉が出来ました。
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出展:http://www.netlaputa.ne.jp/~suginaka/
今回はこのイナセのモデルになった「ボラ」という魚についての面白い話をサラッとご紹介します。
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出世魚のボラ
あまり知られていないかもしれませんが、ボラは成長過程の大きさで名前が変わっていく「出世魚」です。
「オボコ」→「イナ」→「ボラ」→「トド」 と呼び方が変わります。
お気づきの方もいるかと思いますが、ボラのこの出世名はよく言葉の語源となって表現されます。
やんちゃな若者の「イナセな兄さん」をはじめ、若くてうぶな女の子のことを 「オボコ娘」 と言ったり(諸説あります)、行き着くところまで行ったという事を、もうこれ以上成長しない意味で 「トドのつまり」 と使います。
これはみんな、ボラの呼び名からきています。
カラスミとは?
ボラは1年中獲れる魚で、秋から冬にかけてが旬です。
日本中ほぼどこでも見られ、川に近い海などの水面近くを泳ぎ回っていて、良くピチピチ跳ねるのですぐに分かります。
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出展:http://eomai.exblog.jp/
身の味は、主に藻(も)などを食べるので水質が悪い海で獲れたものは油臭いのですが、きれいな外海で獲れた新鮮な物であれば臭みも少なく、特に冬の「寒ボラ」は脂肪が付き歯ごたえのある白身が美味しいといわれています。
そして、そのボラの卵巣を塩漬けして干したものが「カラスミ」です。
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出展:http://www.karasumi-fuji.com/
カラスミは「うに」「このわた」と共に日本三大珍味と言われる高級珍味です。
ちなみに「うに」はご存知だと思いますが、「このわた」はナマコの腸(はらわた)の塩辛です。
ナマコはむかし単に「コ」と呼ばれていて、コのはらわたで「このわた」です。
「カラスミ」は「唐墨」と書き1588年、中国から輸入したカラスミを豊臣秀吉に献上したところ非常に気に入り名前を問われたので、当時非常に貴重だった中国の墨に似ていたことから唐の墨でカラスミです、と言いその名が付いたそうです。
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出展:http://store.shopping.yahoo.co.jp/kamin/
その味は、塩辛いチーズのような味に海の風味が重なって、なんともいえない濃厚な旨みがあります。
お酒のあてにも良いですし、イタリアンではカラスミのパスタなどもあり非常に相性が良いです。
カラスミはボラの卵巣といいましたが「サワラ」という魚で作られることもあり、イタリアではマグロの卵巣で作ったカラスミ「ボッタルガ」などもあり世界中で愛されています。
まとめ
高級珍味の「カラスミ」がボラの卵巣だったり、「いなせ」や「とどのつまり」はボラが語源だったりと、日本中で身近な魚「ボラ」が生活に根付いていることをご紹介しました。
いかがでしたか?
ちなみに「いなせ」を辞書で引くと「粋 (いき) で、勇み肌で、さっぱりしているさま。また、その容姿や、そういう気風の若者。」
と書いてありますが、「粋」とは物事をすっかり理解した上であかぬけていて、行動がさっぱりしとしているのに色気があることや人を指すと思っています。
なので、いなせの説明とはちょっと違う気がします。
芸能人で言うと現在のビートたけしのような感じでしょうか?
どんだけたけしが好きなの?と言われそうですが。。
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