ちょっと変わった絶品お魚、イトヨリ、マナガツオ、ヤガラ、アンコウのおはなし

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出展:http://www.hotpepper.jp/
世界中には色々な魚がいます。地球の面積の7割は海で、私たちは陸に住んでいるので海の中の生き物はなかなか見ることが出来ません。
宇宙人なみにビックリするような見かけの魚も多くいますが、私たちが気軽に見ることが出来る日本で流通している食べられる魚の中で、ちょっと変わった、しかも絶品といわれる面白いお魚をサラッとご紹介したいと思います。

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イトヨリダイ(糸撚鯛)

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出展:http://www.kochi-u.ac.jp/
赤と黄色のキラキラのネオンのような姿でとっても美しいお魚です。
しかも美味しい。関東ではあまり知られていませんが、関西より西では人気も高く高級魚とされています。
イトヨリダイという名前は、赤黄色の縦縞が泳いでいる時にキラキラの金糸を撚る(よる、たばねる)ように見えるという説や、糸のように長く伸びた尾っぽの先が、泳ぐ時に回るからという説などがあります。
イトヨリダイと言いますが、魚の種類はスズキの仲間になりタイとは関係ありません。
実はお魚の中には「○○ダイ」とタイの名前が付く魚がとても多くいますが、本物のタイ科の魚と全く無関係な魚種のものも多いです。というか本家のタイ科より多いかもしれません。
これらの魚を「あやかり鯛(タイ)」と言いますが、日本人は昔から鯛のことを魚の王様と考えていて「おめでたい」の代名詞としてあがめられている「タイ」の名前をあやかって名付けた魚のことを指します。
旬は秋の終わりから冬にかけて。
身に水分が多くやわらかいので、煮付け料理にはあまり向かなく、お吸い物などの椀ものや、蒸し魚、塩焼きにするととても舌触りの良い上品な風味が美味しいです。

マナガツオ(真似鰹)

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出展:http://www.weblio.jp/
こちらは正に宇宙人のようなお魚です。ピカピカの銀色でぺったんこ。不思議な魚です。「真似鰹」と書き、カツオがいない瀬戸内海などでカツオに見立てたてこう呼んだのが名前の由来とされています。
「西にサケなし東にマナガツオなし」などということわざがあって、東日本でサケ(鮭)は多く獲れるけれど西日本ではほとんど獲れない、マナガツオは西日本では多く獲れるけれど東日本にはいない、ということを指します。
このことわざの通りマナガツオは関西ではとても認知度が高く高級魚なのですが、東日本ではほとんど知られていなく、食べたことも無い人がほとんどでしょう。
旬は冬から初夏にかけてで、刺身でも頂くこともありますが、照り焼きや味噌漬にすると絶品です。特に「西京味噌」を使った味噌に漬け込んで焼く「西京焼き」は、この魚に勝てる魚はいないとまで言わせるほどの相性です。

ヤガラ(矢柄)

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出展:http://osakanaparadice.at.webry.info/
これ魚?という姿の魚ですが、これも高級魚として扱われています。
一般的に「アカヤガラ」のことをヤガラと呼びます。
長い口をストローのように使い、小魚や小エビなどをスーっと吸い込んで食します。
流通量は少ないが、とても珍しいというほどではありません。市場や海産物売り場で見かけることができます。
ところで、魚のからだ全体と、その魚の食べられる部分を比較することを歩留まり(ぶどまり)といいます。
たとえば牡蠣(カキ)やサザエなどの大きな貝は、食べられる身に比べて食べられないカラの部分が多いので、歩留まりが悪い、という事になります。
このヤガラも体に比べ食べられる部分が少なく歩留まりが悪いので、値段を考えると高級魚を超えて超高級魚となってしまいます。
夏から冬にかけてが旬で、特にお吸い物に絶品。そのほかの椀もの(鍋、潮汁、みそ汁など)やお刺身としても身の食感に定評があります。

アンコウ(鮟鱇)

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出展:http://blog.goo.ne.jp/yoshikawasuisan02/
ヌルヌルブヨブヨにでかい口と鋭い歯、みるからに不気味でグロテスクな魚ですが、またこれが絶品。
オスに比べメスのほうがはるかに大きいサイズになり、1.5mほどまで成長します。
名前の由来は「暗愚魚(あんぐうお)」から来ていて、のろまで愚か者を指す「暗愚」が見た目のぶよぶよ、太っていることからきたものという事です。
英語名で「Angler fish(釣りをする魚)」とよばれ、頭の上の部分から生えているトゲを釣り竿のように伸ばしてチョロチョロ動かし、それに近づいてくる魚を口へ誘導して飲み込みます。まさに釣り魚ですね。
こちらのアンコウは歩留まりがとても良く、捨てるところが無いと言われるほど。
アンキモだけが特に有名ですが、アンコウの七つ道具といわれる、キモ(アンキモですね)、とも(胸ビレや尾ビレ)、ぬの(卵巣)、身(柳肉)、えら、皮、水袋(胃袋)に切り分けられ、それぞれ美味しくいただけます。
この切り分け方で有名なのは「吊るし切り」といわれる方法で、大きくてヌルヌルしているアンコウをすばやく7つ道具に切り分けるのに、アンコウを上から吊るして回してさばいていく技術が適していると言われています。
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出展:http://www.oarai-info.jp/
旬は冬で、有名なアンキモ、アンコウ鍋のほかにから揚げや、7つ道具を全て使った共あえや共煮は絶品です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
見た目はちょっと変わっていますが、地域にとても愛され「絶品」といわれる魚を紹介しました。
なかなか入手しづらかったり、お目にかかれない魚もいますが、食べられる機会があったら是非一度体験して頂きたい魚として、旅行などの際に思い出していただければ幸いです。

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